強い会社と弱い会社


左が今回買ったmsiのGeforce210
参考に置いた右側が玄人志向RADEON HD4350

どちらも購入時期は異なるが、ワゴンセールのような見切り品として、2k程度で購入。

msiというブランドは日本では少々苦戦してきたブランドだが、
その商品は、かなり定評のあるところ。

方や玄人志向は、アキバのショップの商品別売上ランキングなどでも常に上位の常連である。

手持ちの玄人の製品は、グラボも2枚目だし、電源も5個中2個がそうである。決して悪くは無い。少なくとも逆な意味で定評のある動物シリーズの電源などとは全く生息域が違うものだと思っている。

玄人の商品は、大体においてオリジナル商品ではなく、弱小のOEMでサポートを切ってコストダウンをしている。つまり製品には手抜きは無いと言いたいのだろう。

そういう二社の同価格帯の製品を並べてみた。

別に同価格帯でなくても、その違いは歴然としている。

玄人のグラボの梱包は、これ以上は下げられないというようなコストダウンをしていると思う。上位機種は外装の箱があるからまだいいが、このクラスだとダンボール一発である。

内側もエアキャップの袋一発。マニュアルはモノクロ両面印刷のもの2枚。あと、ドライバディスクとスリムタワー用のブラケット一式。

対するmsiは、紙製の商品のカタチに成型された船に入れられ、マニュアルもカラー印刷だったりあれこれついてくる。箱もグラボの箱らしく、ちゃんと手前から大きく開く。ビニール袋もなんだかよくわからないが、それ用らしく体裁がとってある。

ASUSGIGABYTE,グラボならELSAとかLeadtekなどもそれなりに梱包がいいが、msiのものはいまどきの2000円のグラボがこれか?と驚くような梱包だと思う。

msiで特に驚いたのは、端子カバー類だ。スロット端子カバーなど、ずいぶん前に買ったASUSのHD4850以来で、GTX460はASUSもELSAも全然無かったぞ!

おまけにmsiのグラボには(というかサイトから自由に落とせるが)アフターバーナーという定評のあるユーティリティーソフトがある。これはMSI製グラボを今回初めて買う前からASUSや玄人、Leadtek,ELSAのグラボに常用してきた。

シェア的に苦しいとはいえ、これだけのことをしたら本体価格など500円くらいにしかならんだろう? と思えるほどの内容。

これが車だったら、さしずめTOYOTASUBARUだろうか?などといらん連想をしてしまう。

当たらずも遠からずだろうと思う。TOYOTAの車も車に興味の無い人種からすれば世界最高のものだろうが、SUBARUという会社の考える車は間違いなくとてもいい面があるのも事実だ。

と、今日は、なんだかとりとめのないことを思うのだったw