Pentium Dual-core G2020 QSV

Pentium Dual-core G2020 QSV
で、検索したら、出るでるw

http://zigsow.jp/portal/own_item_detail/214837/
http://zigsow.jp/portal/own_item_detail/229245/
http://bbs.kakaku.com/bbs/-/SortID=15644751/#tab
http://bbs.kakaku.com/bbs/K0000354099/SortID=15654184/?Reload=%8C%9F%8D%F5&SearchWord=QSV+celeron#tab

といっても、すでに2020買って、ubuntu12.10-64bitDesktopとWin7-32bitで走らせてしまったのだけども。
同時に買ったマザーはMSI B75A-G43
他社のようなギミックは無いに等しいが、鯖で使うことを考え、基本的な品質を考えて選んだ。遊ぶには物足りないw


一部でセレG1610がQSV対応しないなんて明言してたりもあったので、3700円の1610をスルーして5700円の2020を買ってみた。

結論から言えば、QSV対応している、いないの別は、インテルのドライバ次第のようで、新しいドライバに更新したら対応しなくなったとかの話も出ている模様。

私の場合はMediaEspresso

とGOM Encoderで様子見をしたが、

上記2枚の画像のように、前者で半分対応(黄色:完全なら緑になるらしい)。
後者は処理時間的に完全に対応したようだ。

実際GOMでのエンコ時には13分かかる7分のフルHD動画(2GB程度)の同一ピクセルでのH264への変換は、非QSVだと13分かかるものが3分で終わる。実に感動的。画質についても、Espressoは、よく飛んだりするが、GOMでは全く破綻なし。CPU性能ともども実用のレベルにあると確認できた。

まあ、このレベルのCPUでちゃんとQSV対応していたとしても、普段使いにおいては地デジTVのエンコのような特定目的でないと意味無い。

自分で撮影した動画と音楽を編集するとなるとどうしてもヘビー級のCPUでないといけない(ま、それはさておく)。


ついでに、clarkdale時代のiGPUでは全く駄目だったPhotoshopOPENGL対応についても確かめた。


画像のように、無効ではなかったものの、基本部分を標準や詳細に格上げはできなかったので、実用では我慢したとしても、気分的には使えるレベルには至らないと言っておく。

CrystalDiskMarkも取ってみた。


測定したSSDインテルC300 240GB

体感的にはP67+2600Kよりもスラスラ動くように感じたが、Z77+3770Kには数字もフィールも追いつけない様子。
でも、所詮エントリーレベルのB75と2コアローエンドCPUと思えば、よくがんばっているどころか、極めて満足と言いたい。

iGPUでのゲームであるが、RTSAOEを最高負荷にして走らせてみたが、さすがにスクロールがスムーズにいかず、実用にはならない。単に「動きますです」レベルだった。

結論から言えば、celeronDualCoreG465の置き換えとして、鯖ときどきサブのサブPCにはちょうどいい。G465では、鯖とネットラジオ以外に何もできないのだから、動画がエンコできてフルHD動画も難なく再生可能というのは意味がある。

Core2DuoE7300とかCeleronDualCoreE3400と比べると、SATA3.0が効いているのだろうか、ちょっとだけ上かな?みたいな印象。

しかし、ひっかかるのはゲーム時のCPU負荷だ。30%を超える程度でまっすぐ推移する。負荷はかなりかかっているのだから、上げてくれてもよさそうなのだが、どうしてなのかエンコ時のように100%まで突き抜けてくれない。

いずれにせよ、同じレベルの新旧CPU同士でざっくりと印象を比べると発熱(=消費電力)は大きく改善されていて、もはやホンノリ暖かいのはサウスブリッジくらいなもので、CPUもメモリーも冷たいままというのが感動的。しかし、新機能部分はともかくとして、基本的なパワーについては大きな期待をしてはいけないとも感じた。

ヘビー級の仕事にはやはりハイエンドの石でないと無理だということだけは言い切れる。

あと、鯖オンリーなら無関係ながら、作業用として運用するPCは、今の時点でVirtuMVPだけは対応していないと不便だと思った。

QSVが効かないPCというのは何かと大変だから。

i modeにしておけば、消費電力は心配ないし、3DやOPEN GLが必要時はスタンバってくれてた独立GPU先生が出てきてくれるわけだ。

さっそくVirtuMVP対応マザーに2020を挿してそのあたりをPhotoshopで確かめてみたい。

因みに、現時点のG2020のインデックスエクスペリエンスは、

MB MSI B75A-GD43
mem PC1600 8GB
OS Win7-32bit home
GPU iGPU
SSD Intel C330 240GB

あまり参考にならない数値だと思っていることを断った上で、敢えて比較すれば、Corei3-530が6.9(定格だったか3.5GHzOCだったかは失念)、定格のセレE3400が6.5、3.4GHzにOCして6.7くらいになる。