計画停電に絡む交通状況への注視と疎開に関して考えておくこと。

福島第一原発の海水注入は、事実上の最終手段だと思うが、この注入に失敗した場合は、事実上のメルトダウン状態であり、さらに炉の底部に滞留した燃料は制御棒が無力化した場合、無制御状態となり、臨界に及ぶ可能性は否定できない。加圧沸騰水型原子炉といえど、冷却不能に陥った場合は、いくら黒鉛減速炉のチェルノブイリのようなことにはならないと言っても、それはわからない。

以上を踏まえて、現時点以降、もし、福島第一の1号および3号そして、もう少し先の2号炉が海水注入に失敗した場合に起こり得ることとして予想するのは、関東地方在住者の場合、実際の被曝の前にパニックが起こる可能性がある。

それでなくても計画停電で、交通機関が事実上半身不随のような状態になって、事実上麻痺状態の首都圏で、原子炉メルトダウンなどの次の災難が起こったら、今以上のパニックが起こり、西に疎開するにもそのときに予定どおりの避難が可能かどうか考えておく必要がある。

そういう意味で、一般大衆よりも一歩先を読んだ行動計画を立てておくべきかと考える。

20:06 第一原発の2号炉は、燃料棒全露出だと!
最悪はメルトダウン。それ以前に起こり得るのはパニックだ。